ライフ・イズ・ビューティフル

2025年08月20日 15:18

ライフ・イズ・ビューティフル

先日リバイバル上映で観た映画

『ライフ・イズ・ビューティフル』

について少し書きたいと思います。

たしかこの映画が封切られた年に妊娠して
悪阻で入院などして、とても劇場に観に行く余裕がないまま、大画面で観たい気持ちがありすぎて今に至っていた映画が2週間だけリバイバル上映されると知って、胸を高鳴らせて映画館に行きました。


静岡だと小さなスクリーンの小劇場でしかリバイバル上映されないので、
名古屋のミッドランドで観ることにしました。


戦争映画のコメディなのですが、
戦争をコメディにしてしまうとは
いったいどのようにして?
と、ずっと疑問のまま、知りたくないのでレビューなどを読まないまま26年、気持ちに封をしていた映画です。

先入観をもって観てしまうと、感動が足りなくなってしまいそうで、知りたくない気持ち、これは映画や小説につきものの感情です。

鑑賞後の感想は、

「ずっと待っていてよかった」

とまず感動して、その後に涙しました。

戦争とコメディを足した意味が私なりにわかりました。


戦争をポジティブにリフレーミングすることは難しいですが、視点を変えることで
リフレーミングのように
「感じるもの」「得るもの」は変わります。

監督は主演でもあり脚本も手掛け、ヒロインは奥さまだそうです。

なので、ひとつひとつのシーンに意味があるように感じます。

あの表情の意味
あの仕草の意味


答えはわからないまま想像するしかありません。

この映画が訴えたいことは、観る人が決めると思います。

私は「父性」ではないかな、と思いました。

※これからご覧になるかたもいらっしゃると思いますので、感想はふわっとさせておきます。

先に知ってしまうと印象が操作されて
感動が減少してしまいます。

「人生は美しい」

と、思える瞬間を、生きているあいだは
私も見つけたいと思います。

前のページ
登山
一覧へ
次のページ
記事はありません
記事一覧を見る